副作用が気になるあなたに!優しいパキシルは如何でしょうか?

パキシルの効果と副作用

パキシルとうつ病
パキシルとは、SSRI、つまり選択的セロトニン再取り込み阻害薬に分類される抗うつ薬です。うつ病に罹患した人にはよく知られた古参のうつ病治療薬といえます。グラクソ・スミスクライン株式会社が製造・販売していて、成分はパロキセチン塩酸塩水和物で、5、10、20mgの規格が作られています。

効果とメカニズム
現在、日本ではフルボキサミン、セルトラリン、そしてパロキセチンを含むSSRIと、ミルナシプランやデュロキセチンといったSNRI=セロトン・ノルアドレナリン阻害薬、それとミルタザピンのNaSSA=ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬の、合計6個が認可され使用されていますが、分類名からも想像がつくように、うつ症状へどのようにアプローチするかというメカニズムによって各々の分類が異なるわけです。
では、パロキセチンはどんな仕組みでアプローチすると思いますか?
パロキセチン塩酸塩は、属す分類名のとおり、セロトニンのみを選択して取り込みを阻害する薬理作用をもつのですが、それはつまり神経間隙内(シナプス間隙内)のセロトニン(5-HTx)濃度を増やし、情報伝達をスムーズにします。更には反覆服用により5-HTx受容体も減少させることで、抗うつ作用と抗不安作用を発動させます。その他には抗強迫性障害作用と、抗PTSD作用といった薬効も併せ持ちます。
副作用
抗うつ薬の中では初期に作られた古株の薬ですので、気分の落ち込みや抑うつ症状を劇的に改善させ、シャキッと効くという素晴らしい効果がありますが、三環系や四環系抗うつ薬に比べ、便秘や喉の渇き、排尿障害、立ちくらみといった抗コリン作用が殆どないといわれるSSRIの中では副作用がやや強めである点がやや難点とされていました。また急激な抑うつ改善効果は、長期摂取などでイライラや攻撃的になるといった作用をもたらすことで海外のところどころでニュースになるという珍事があったようです。
そこで、開発したGSK社よりパキシルCRという副作用が少ない改良薬が近年製造・販売され、臨床で切替えて使用されることが推進されています。

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